結婚式のお礼の正解はコレ!お礼・お車代・お心付けの相場と注意点をチェック

結婚式

結婚式は、ふたりの幸せを祝ってくれるゲストや式場スタッフに感謝の気持ちを伝える大切な機会です。しかし、お礼の金額や渡し方にはマナーがあり、相手に失礼にならないように気をつけなければなりません。

そこで、この記事では、結婚式でお世話になった人に渡すお礼の種類と相場、渡し方のマナーと注意点をご紹介します。

結婚式のお礼には、役割を担当してくれた友人や親族に渡すお礼、遠方から来てくれたゲストに渡すお車代、式場スタッフに渡すお心付けの3つがあります。

それぞれの相場や渡し方のコツを知って、感謝の気持ちを伝えましょう。

結婚式でお世話になった人に渡すお礼の種類と相場

結婚式でお世話になった人に渡すお礼は、役割を担当してくれた友人や親族に渡すお礼、遠方から来てくれたゲストに渡すお車代、式場スタッフに渡すお心付けの3つがあります。

それぞれの種類と相場は以下の通りです。

役割を担当してくれた友人や親族に渡すお礼

結婚式で司会やスピーチ、余興などの役割を担当してくれた友人や親族には、お礼として現金や品物を渡します。現金の場合は、役割の重要度や親密度に応じて、1万円から3万円程度が相場です。品物の場合は、相手の好みや趣味に合わせて、食器やアクセサリー、雑貨などの価値がわかりやすいものを選びます。品物の場合も、1万円から3万円程度のものが相場です。

ただし、品物の場合は、相手がすでに持っているものや使わないものを渡さないように注意しましょう。また、現金と品物の両方を渡すのはNGです。どちらか一方に絞りましょう。

遠方から来てくれたゲストに渡すお車代

結婚式に遠方から来てくれたゲストには、お礼としてお車代を渡します。お車代は、交通費の実費にプラスして、お礼の気持ちを込めて渡します。交通費の実費は、新幹線や飛行機などの切符や領収書をもとに計算します。

プラスする金額は、交通費の実費の10%から20%程度が相場です。例えば、交通費の実費が2万円の場合は、2万円に10%から20%を足した2万2000円から2万4000円をお車代として渡します。

お車代は、現金で渡すのが一般的ですが、品物で渡すこともできます。品物で渡す場合は、地元の特産品やお菓子などのものがオススメです。

品物で渡す場合も、交通費の実費に10%から20%を足した金額相当のものを選びましょう。

式場スタッフに渡すお心付け

結婚式でお世話になった式場スタッフには、お礼としてお心付けを渡します。お心付けは、式場の規模やサービスの内容に応じて、3万円から10万円程度が相場です。

お心付けは、現金で渡すのが一般的ですが、品物で渡すこともできます。品物で渡す場合は、お酒やお菓子などのものがオススメです。品物で渡す場合も、3万円から10万円程度のものを選びましょう。

お心付けは、式場の担当者に一括で渡します。担当者は、お心付けを式場スタッフに分配します。

お心付けを渡すときは、感謝の気持ちを伝える言葉とともに、笑顔で渡しましょう。

結婚式のお礼の渡し方のマナーと注意点

結婚式でお世話になった人にお礼を渡すときには、マナーと注意点があります。

お礼はいつ、誰が、どのように渡すべきか、お礼に使うポチ袋やご祝儀袋の選び方と書き方、お礼を受け取ってもらえないときの対処法について説明します。

お礼はいつ、誰が、どのように渡すべきか

結婚式でお世話になった人にお礼を渡すタイミングは、基本的には結婚式の当日です。

ただし、役割を担当してくれた友人や親族に渡すお礼は、結婚式の前日や前々日に渡すこともできます。これは、当日は忙しくてお礼を渡す時間がない場合や、相手が遠方から来ている場合などに便利です。

また、遠方から来てくれたゲストに渡すお車代は、結婚式の翌日に渡すこともできます。これは、当日はゲストに負担をかけないようにするためです。お礼を渡す人は、新郎新婦のどちらか一方でも構いませんが、できればふたりで渡すのがベストです。これは、ふたりの感謝の気持ちを直接伝えることができるからです。

お礼を渡す方法は、現金の場合はポチ袋やご祝儀袋に入れて、品物の場合はラッピングして渡します。お礼を渡すときは、相手の目を見て、笑顔で、感謝の言葉を添えて渡しましょう。

お礼に使うポチ袋やご祝儀袋の選び方と書き方

お礼に現金を渡す場合は、ポチ袋やご祝儀袋に入れて渡します。ポチ袋やご祝儀袋の選び方と書き方は以下の通りです。

  • ポチ袋は、役割を担当してくれた友人や親族に渡すお礼に使います。白地に金や銀の線が入ったものや、花や鳥などの柄が入ったものがオススメです。
    ポチ袋には、相手の名前と「御礼」と書きます。名前はフルネームで書くのがマナーですが、親しい友人にはニックネームで書いてもOKです。ポチ袋には、金額を書かないのがマナーです。
  • ご祝儀袋は、遠方から来てくれたゲストに渡すお車代や、式場スタッフに渡すお心付けに使います。
    ご祝儀袋は、白地に金や銀の線が入ったものや、水引がついたものがオススメです。ご祝儀袋には、相手の名前と「御車代」や「御心付け」と書きます。名前はフルネームで書くのがマナーです。
    ご祝儀袋には、金額を書くのがマナーです。金額は、千の位で切り上げて書きます。例えば、2万2000円の場合は「二万円」と書きます。

お礼を受け取ってもらえないときの対処法

結婚式でお世話になった人にお礼を渡そうとしたときに、相手がお礼を受け取ってくれないときがあります。これは、相手が気を遣って断っている場合や、お礼を受け取るのがマナー違反だと思っている場合があります。

お礼を受け取ってもらえないときの対処法は以下の通りです。

  • お礼を受け取ってもらえないときは、まずは相手の気持ちを尊重して、無理に押し付けないようにしましょう。相手が断る理由を聞いて、理解を示してください。
  • お礼を受け取ってもらえないときは、お礼の気持ちを言葉で伝えることが大切です。
    感謝の言葉を何度も繰り返して、お礼の気持ちを強調しましょう。
  • お礼を受け取ってもらえないときは、後日に改めてお礼を渡すこともできます。お礼を渡すタイミングを変えることで、相手の気持ちが変わる可能性があります。
    後日にお礼を渡す場合は、手紙やメールでお礼の気持ちを伝えて、お礼を渡したい旨を伝えましょう。相手が了承したら、お礼を郵送したり、直接会って渡したりしましょう。

結婚式に出席しない人からお祝いをいただいた際のお礼の仕方

結婚式に出席しない人からお祝いをいただいた場合は、お礼として現金や品物を返します。お礼の金額や品物は、お祝いの金額や品物に応じて決めます。

お礼状の書き方と送り方、お礼の電話やメールのタイミングと内容について説明します。

お祝いの金額や品物に応じたお礼の金額と品物

結婚式に出席しない人からお祝いをいただいた場合は、お礼として現金や品物を返します。お礼の金額や品物は、お祝いの金額や品物に応じて決めます。一般的には、お祝いの金額や品物の半額程度が相場です。

例えば、お祝いとして3万円をいただいた場合は、お礼として1万5000円程度の現金や品物を返します。お礼として現金を返す場合は、ポチ袋に入れて渡します。

お礼として品物を返す場合は、相手の好みや趣味に合わせて、食器やアクセサリー、雑貨などの価値がわかりやすいものを選びます。品物を返す場合は、ラッピングして渡します。

お礼を返すときは、感謝の気持ちを伝える言葉とともに、笑顔で渡しましょう。

お礼状の書き方と送り方

結婚式に出席しない人からお祝いをいただいた場合は、お礼としてお礼状を送ります。お礼状は、お祝いをいただいた後、できるだけ早く送るのがマナーです。お礼状の書き方と送り方は以下の通りです。

  • お礼状は、白い便箋に黒いペンで書きます。お礼状は、新郎新婦のふたりで書くのがベストですが、どちらか一方でも構いません。お礼状には、相手の名前と住所、日付、挨拶、お祝いのお礼、結婚の報告、今後の抱負、結びの言葉を書きます。名前はフルネームで書くのがマナーです。お礼状は、丁寧な敬体(ですます調)で書きます。
    お礼状の例は以下の通りです。
いつもお世話になっております。山田太郎と山田花子です。

このたびは、結婚のお祝いをいただき、誠にありがとうございました。心温まるお言葉とご厚意に、感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちは、3月20日に家族だけで結婚式を挙げました。コロナ禍の中での結婚式でしたが、無事に結婚の誓いを交わすことができました。お祝いの品物は、私たちの新居で大切に使わせていただきます。

これからは、夫婦として支え合い、幸せな家庭を築いていきたいと思っております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、お体に気をつけてお過ごしください。また、お会いできる日を楽しみにしております。

敬具
  • お礼状は、封筒に入れて送ります。封筒は、白いものや水引がついたものがオススメです。封筒には、相手の名前と住所、差出人の名前と住所を書きます。名前はフルネームで書くのがマナーです。
    封筒には、切手を貼ります。切手は、普通郵便の料金に合わせて貼ります。封筒には、お礼状とともに、お礼として現金や品物を入れることもできます。
    現金や品物を入れる場合は、ポチ袋やラッピングをして入れます。封筒を送るときは、追跡サービスを利用すると安心です。

お礼の電話やメールのタイミングと内容

お礼として現金や品物を返すときには、お礼状と一緒に送りますが、それだけではなく、お礼の電話やメールもするのがマナーです。お礼の電話やメールのタイミングと内容は以下の通りです。

  • お礼の電話やメールは、お祝いをいただいた後、できるだけ早くするのがマナーです。遅くとも、お礼として現金や品物を返す前にするのがマナーです。お礼の電話やメールは、相手の都合を考えて、日中の時間帯にするのがマナーです。
  • お礼の電話やメールの内容は、以下の順番で伝えます。
    1. まずは、お祝いをいただいたことに対する感謝の言葉を伝えます。例えば、「このたびは、結婚のお祝いをいただきまして、誠にありがとうございました
    2. お祝いの金額や品物について触れます。例えば、「ご祝儀をいただきまして、大変恐縮です。」や、「素敵な品物をいただきまして、とても嬉しく思います。」などと伝えます。
    3. お祝いの金額や品物をどのように使ったり、飾ったりしたかについて伝えます。例えば、「ご祝儀は、新居の家具や家電に充てさせていただきました。」や、「品物は、リビングに飾らせていただきました。」などと伝えます。
    4. お礼として現金や品物を返すことを伝えます。例えば、「お礼として、ポチ袋に入れた現金をお送りいたしました。」や、「お礼として、ラッピングした品物をお送りいたしました。」などと伝えます。
    5. 結びの言葉として、「今後ともよろしくお願いいたします。」や、「これからも末永くお付き合いいただければ幸いです。」などと伝えます。

まとめ

この記事では、結婚式でお世話になった人に渡すお礼の種類と相場、渡し方のマナーと注意点をご紹介しました。

結婚式のお礼には、役割を担当してくれた友人や親族に渡すお礼、遠方から来てくれたゲストに渡すお車代、式場スタッフに渡すお心付けの3つがあります。それぞれの相場や渡し方のコツを知って、感謝の気持ちを伝えましょう。

また、結婚式に出席しない人からお祝いをいただいた場合は、お礼として現金や品物を返します。お礼の金額や品物は、お祝いの金額や品物に応じて決めます。お礼状の書き方と送り方、お礼の電話やメールのタイミングと内容も押さえておきましょう。

結婚式は、ふたりの幸せを祝ってくれるゲストや式場スタッフに感謝の気持ちを伝える大切な機会です。お礼の金額や渡し方にはマナーがあり、相手に失礼にならないように気をつけましょう。この記事が、結婚式のお礼に関する参考になれば幸いです。

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