ご結婚おめでとうございます！
ふたりの晴れ舞台、大切なゲストに囲まれて過ごす時間は本当に楽しみですよね。
でも、ゲストをリストアップしていくと、ふと現実的な悩みにぶつかります。それが「お車代（交通費）問題」です。
「地元の親友を呼びたいけど、交通費って全額出すべき？」
「予算がカツカツで全員分は無理…どう伝えたら角が立たない？」
「みんなLINEで気軽に誘っちゃったけど、これってマズかった？」
来てほしい気持ちはめちゃくちゃある。でも全員に全額出していたら、ドレスも演出も諦めなきゃいけない。かといって「お金ないから自己負担で」なんて言いにくい…。
わかります。その気持ち、本当によくわかります。
実は、お車代は初期見積もりに載らない「隠れコスト」の代表格。プランナーとして数百組のカップルを担当してきましたが、ここで10万円、20万円と計算違いが起きて、「思ってたより全然高い…！」と後から慌てるケースを何度も見てきました。
でも、安心してください。
お車代は「全額出すこと」だけが正解じゃありません。「伝えるタイミング」と「LINEでの言葉選び」さえ間違えなければ、半額負担でも、宿泊費だけでも、友達は快く来てくれます。
一番やってはいけないのは、「後出しジャンケン（招待状を送った後で『出せない』と言うこと）」です。
この記事では、現役プランナーの経験から、「友達が納得する伝え方」と、予算が足りない時の「気まずくならないLINE例文（コピペOK）」、さらに「お金がなくてもお車代を捻出する裏ワザ」まで、全部お伝えします。
お金のモヤモヤをスッキリさせて、大切な友達を笑顔で招待しましょう！
そもそも「お車代」って誰にいくら払うの？判断基準と相場
まずは、予算を計算するために「誰に出すべきか」の線引きをはっきりさせましょう。ここが曖昧なまま招待を進めると、後で「え、この人の分も必要だったの！？」ってなります。
「遠方」の境界線はどこから？
明確な決まりはありませんが、一般的には以下のどれかに当てはまるゲストがお車代の対象となる目安です。
「隣の県だから近いでしょ」と思っていても、特急が必要なら意外と高いもの。Googleマップで実際のルートを検索して確認しましょう。
金額の相場は「半額」か「全額」か？
一番悩むところですよね。でもこれは業界の慣習として「相手との関係性」で変わることが多いです。
- 主賓・親族: 原則として「全額負担」がマナーとされることが多い（ただし親族間ルールによる）
- 友人ゲスト: 「半額負担」または「全額負担」
「どっちにすればいいの？」「宿泊費も含めると計算がややこしい…」という方は、以下の記事で詳細な相場と負担割合を解説しています。
👉 【宿泊費の相場】全額出せない時はどうする？失礼にならない負担割合
【超重要】お車代を「いつ」「どう」伝えるかの3ステップ
正直、ここが一番のトラブルポイントです。
何百組ものカップルを見てきて断言しますが、「伝えるタイミングが遅い」ことが原因でモメるケースが圧倒的に多い。
招待状を送る前に、トラブルを防ぐためのこの3ステップを実践することをおすすめします。
ステップ1：招待状の前に「打診LINE」を送る
いきなり招待状を送るのは避けましょう。必ず事前にLINEで「結婚式やるから来てほしい！」って伝えて、その時に「お車代をどれくらい出せるか」も一緒に伝えておくのが無難です。
なぜか？ 友達が一番気にしてるのは「お金いくらかかるの？」だから。「後から言われる」のが一番モヤっとするんです。
ステップ2：招待状に「付箋」を入れる or Web招待状で個別連絡
出席の返事をもらったら、正式な案内として招待状を送ります。
- 紙の招待状の場合： 「お車代（交通費）を用意させていただきます」って書かれた小さな紙（付箋）を同封。
- Web招待状の場合： 全員が見る「概要」には書かない。対象の友達だけに「個別メッセージ」か「送り分け機能」で伝える。
💡 便利なテクニック
「ブラプラ」などのWeb招待状なら、特定のゲストだけに表示させる「送り分け機能」が無料で使えます。LINEで言いにくいことも、招待状の中でスマートに伝えられますよ。
👉 送り分け機能が便利！完全無料のWeb招待状「ブラプラ」活用術
ステップ3：当日は受付係か親から渡してもらう
当日は新郎新婦、支度でバタバタで直接渡せません。代わりに受付係や親から渡してもらいましょう。新札とポチ袋の準備も忘れずに！
予算がない！「全額出せない」時のLINEテンプレ（コピペOK）
「本当は全額出したいけど、予算的にマジで無理…」
わかります。ドレスもやりたい、演出もやりたい、でもお金は限られてる。
でも大丈夫。ちゃんと伝えれば、友達との関係は壊れません。
曖昧にせず、具体的な金額を伝えるのが最大の優しさです。
パターンA：全額負担できる場合（余裕あるver）
「〇〇ちゃん、結婚式ぜひ来てほしい！遠いから交通費は全額こっちで出すね。宿泊もするなら、ホテルも手配するから遠慮なく言って！当日ゆっくり楽しんでほしいな😊」
パターンB：半額しか出せない場合（正直ver）
「〇〇ちゃんに絶対来てほしくて連絡したんだけど、正直に言うと予算がカツカツで…😭
交通費、半額（〇万円くらい）しか出せないんだけど、それでも来てもらえたら嬉しい！
もちろん無理はしないでね。また別で会えたらそれも全然嬉しいから！」
パターンC：宿泊費だけ負担する場合
「〇〇ちゃんに来てほしいんだけど、交通費まで出せなくて申し訳ない…😢
その代わり、会場近くのホテルはこっちで取るから、前泊か後泊でゆっくりしてもらえたら嬉しいな！どうかな？」
パターンD：お車代なしでお願いする場合（超正直ver）
「〇〇ちゃん、いきなりごめん。結婚式やるんだけど、正直予算的に厳しくてお車代が出せなくて…。
本当に申し訳ないんだけど、もし自己負担でもOKだったら来てほしいです。
もちろん無理なら全然大丈夫だし、お祝いとかも本当に気にしないでね！」
【どうしても全額出してあげたい方へ】
「友達に負担させたくない、でも予算がない…」
そんな優しいあなたには、「ブライダルフェア」に参加して資金を作るという裏ワザがあります。
見学に行くだけで数万円分のギフト券がもらえるキャンペーン（条件あり）を活用すれば、それを友人のお車代の足しにすることも可能です。
👉 ゲストのお車代を確保！見学だけで特典がもらえる「ブライダルフェア」攻略法
【節約の裏ワザ】現金よりお得！チケット手配で数万円浮かせる方法
「お車代＝現金で渡す」って思ってません？
実は、新幹線や飛行機のチケット＋宿を自分たちで手配すると、トータルで数千円〜数万円安くなることが多いんです。
楽天・じゃらんの「パックプラン」が最強
友達が自分で新幹線の切符を買うと「正規料金」。でも新郎新婦が旅行サイトの「パックツアー（新幹線＋宿）」や「早割」で予約すれば、条件次第で合計3,000円〜3万円くらい節約できるケースも。
おすすめサイト：
- 楽天トラベル：楽天ポイントも貯まるし使える。ポイント還元率高い。
- じゃらん：クーポン多め。リクルートポイントも使える。
【注意】手配の前に確認を！
パックツアーは安い反面、「時間の変更ができない」「キャンセル料がかかる」などの制限があることが多いです。
勝手に取るのはNG。「安くなるからこっちで手配しようと思うけど、時間は〇時の便で確定で大丈夫？」と必ず確認しましょう。
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親族のお車代は親に丸投げでOK？【要確認】
ここ、意外と見落としがち。親族間のお車代は、実は一番トラブルになりやすいポイントなんです。
親族には「暗黙のルール」が絶対ある
なぜ親への確認が必須なのか。それは、親族には必ずその家ごとの「暗黙のルール（互助会の掟）」があるからです。
ふたりだけで勝手に決めると、後で親から「なんであの時出さなかったの！」「出しすぎだ！」って怒られます。
必ずリストアップの段階で、両家の親に「親戚のお車代ってどうしたらいい？うちのルールある？」って確認してください。
よくある質問(Q&A)
- QWeb招待状の場合、お車代の案内ってどう書けばいい？
- A
個別メッセージで伝えるのがベスト。
全員が見る「概要」には書かないでください。「ブラプラ」などのWeb招待状にある「送り分け機能」を使って、対象の友達だけに表示される項目で伝えましょう。
- Q一度「全額出す」って言っちゃったけど、やっぱり予算足りない…どうしよう？
- A
一度伝えた条件は絶対に変えちゃダメ。
「全額出す」って言った後に「ごめん、やっぱり半額で」は、友達にとって最悪の対応です。
どうしても足りないなら、他の項目（演出や装花）を削るか、ブライダルフェア等の特典で資金を確保してでも約束を守ってください。
- Qお車代少なくて断られたらどうしよう…？
- A
潔く諦めましょう。
悲しいけど、友達にも事情がある。「無理言ってごめんね、また別で会おう！」ってサラッと引くのが大人の対応です。
まとめ：お車代は「早めのLINE相談」が全て！
お車代の悩み、少しはスッキリしましたか？
プランナーとしてたくさんの新郎新婦を見てきて断言します。お車代は「隠れコスト」だからこそ、後回しにしないこと。これが全て。
「誰にいくらかかるか」を計算して、「正直にLINEで相談する」。この2つを守れば、予算がカツカツでも、友達との関係を壊さずに、素敵な結婚式ができます。
今すぐやるべき3つのアクション
- 遠方ゲストをリストアップして、Googleマップで交通費を調べる。
- 招待状送る前に、LINEで打診する。
- 予算が足りなければ、ブライダルフェアで資金を作る。
お金の不安をクリアにして、大切な友達と最高の時間を過ごしてください。心から応援しています！
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