ご結婚おめでとうございます!
結婚式の準備、ワクワクする反面、やっぱり気になるのが「お金」のことですよね。
「家族や親族だけで、アットホームな結婚式をしたい。でも、これからの生活もあるし費用はできるだけ抑えたい…」
「かといって、あまりに安く済ませて『ケチった』『ショボい』と親族に思われるのだけは絶対に嫌!」
結婚式の準備を始めたばかりのカップルから、そんな相談をよく受けます。
結論からお伝えすると、家族婚は「ケチる」ためのものではありません。
派手な演出をしない分、「料理」というゲスト満足度直結の部分に予算を集中できる、最高に贅沢なおもてなしなのです。
しかし、注意点もひとつだけあります。
それは、「会場選びを間違えると、広すぎて寂しい雰囲気になる上に、割高になる」ということ。
この記事では、現場の経験にもとづいた「10名・20名のリアルな費用相場」と、絶対に失敗しない「少人数プランの賢い選び方」をすべてお話しします。
まずは、一番気になる「結局、いくらかかるの?」という結論から見ていきましょう!
家族婚の費用相場はいくら?人数別(10名・20名)のリアルな総額

「少人数だと安い」というイメージがあるかもしれませんが、具体的にいくら用意すればいいのでしょうか?
ここでは、ざっくりとした平均ではなく、実際にプランナーが見積もりを作る際の「リアルな価格帯」をお伝えします。
【早見表】人数別の総額と自己負担額の目安
まずは、ご自身の呼びたい人数に近いところをチェックしてみてください。
| 招待人数 | 費用の総額(目安) | ご祝儀の目安 | 実質の自己負担額 |
|---|---|---|---|
| 10名 | 60万〜100万円 | 30万〜50万円 | 10万〜70万円 |
| 20名 | 80万〜150万円 | 60万〜100万円 | 20万〜90万円 |
| 30名 | 90万〜200万円 | 90万〜150万円 | 0万〜110万円 |
※費用の下限は会場や内容により変動します。また、自己負担額はご祝儀の額や親族からの援助有無により大きく変わります。
この表の「自己負担額」を見て、「あ、これなら貯金でなんとかなりそう!」と思いませんでしたか?
そうなんです。総額だけ見ると高く感じますが、ご祝儀を差し引いた「持ち出し費用」は、条件次第で10万円〜40万円程度に収まるケースも多いのが家族婚の特徴です。
💡 貯金ゼロでも諦めないで!
「自己負担が少ないなら、ご祝儀払い(後払い)ができれば貯金ゼロでも挙げられるのでは?」
その通りです。最近は支払いをクレジットカードや後払い(ご祝儀払い)対応にする会場も増えています(※全会場ではありません)。手元の現金を減らさずに結婚式を挙げることが可能です。
「挙式+食事会」と「食事会のみ」の費用差
ここで一つ注意したいのが、結婚式のスタイル。
上記の相場は「挙式+食事会」の一般的なパターンですが、スタイルによって金額は大きく変わります。
- 挙式+食事会(披露宴): 上記の表どおり
- 食事会のみ: 上記から−20〜30万円
挙式を行わず、平服やライトな衣装で食事だけを楽しむスタイルなら、さらに費用を抑えられます。
もっと費用を抑えたい方は、以下の記事も参考にしてください。
家族婚の内訳を公開!お金がかかる項目・かからない項目

次に、費用の「中身」を見ていきましょう。
大人数の結婚式と家族婚では、お金のかかり方が全く違います。
費用の大半は「料理」と「衣装」
一般的な披露宴では「会場の装飾」や「演出」にお金がかかりますが、家族婚ではそこは重要ではありません。
そのかわり、費用の大きな割合を占めるのが「料理」と「衣装」です。
- 料理・飲物(約40%): 一人当たり1.5万〜2万円。ここがゲスト満足度に直結します。
- 衣装・美容(約30%): ドレスやタキシード。こだわり次第でピンキリです。
家族婚ならではの追加費用に注意(控室・引出物)
意外と見落としがちなのが、以下の2点です。見積もりをもらう時は必ずチェックしてくださいね。
- 親族控室の料金
- 親族は早めに到着して着替えたり、紹介しあったりします。専用の控室が必要になるため、会場費がかかることがあります。
- 引出物のカウント方法
- 引出物は「人数分」ではなく「世帯分」用意します。ご夫婦で参加されるおじ様・おば様には、二人で一つの引出物(少し高価なもの)を用意するのがマナーです。
「ケチった」と思われない!メリハリのある賢い節約術5選

ここが一番大切なパートです!
費用を抑えたいからといって、なんでもかんでも「一番安いプラン」を選ぶのはNGです。
親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんは、今までたくさんの結婚式に出てきている「結婚式のプロ」です。「あ、ここはケチったな」というのは、すぐに伝わってしまいます。
では、どこにお金をかけ、どこを削ればいいのか?
プロが教える「メリハリ節約術」を5つご紹介します。
1. 【料理】ここは絶対に削らない!コース料理で満足度UP
プランナーより:「ここだけの話、ゲストが一番楽しみにしているのは『新郎新婦の姿』よりも『料理』です(笑)」
家族婚での節約で、料理のランクを下げるのだけはオススメしません。
むしろ、演出や装花を削った分、料理のランクを上げて「こんな美味しい料理、初めて!」と言わせるのが、家族婚成功の秘訣です。
2. 【ペーパーアイテム】持ち込みでコストカット
逆に、どんどん節約すべきなのが「形に残らないもの」や「自分で作れるもの」。
招待状や席次表は、式場に頼むと割高です。「ブラプラ」などの無料ツールを使えば、クオリティを落とさずにコストゼロにできます。
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3. 【会場選び】少人数専門プランのある式場を選ぶ
ここが最大の落とし穴です。
広い披露宴会場を仕切って使う場合、「最低保証人数(例:40名分の料金を払ってください)」というノルマが発生し、割高になるケースがあります。
最初から「少人数専用のバンケット」がある会場や、レストランの個室などを選ぶのが鉄則です。
「ハナユメ」なら「少人数・家族婚特集」があり、半年以内の挙式ならさらに安くなる「ハナユメ割」が適用されます。
4. 【カメラマン】持ち込みで費用を抑える
「写真はスマホでいいや」と思っていませんか?
実は、家族婚でカメラマンをケチって後悔する人はとても多いんです。親族に撮影係を頼むと、その人が食事を楽しめないからです。
式場のカメラマンが高いなら、「持ち込み」を検討しましょう。
外部のプロカメラマンに直接依頼すれば、式場の半額程度で済むこともあります。
5. 【日程】平日や仏滅を利用する
家族だけなら、土日の大安にこだわる必要はありません。
平日や仏滅を選ぶだけで、会場費の大幅割引や、料理のランクアップ特典がつくことが多いです(※会場により異なります)。
家族婚の費用に関するよくある質問(Q&A)

- Q10名の食事会だけでも「結婚式」と呼べますか?
- A
もちろんです!
最近は「挙式なし・食事会のみ」というスタイルも立派な結婚式の形として定着しています。大切なのは形式よりも、感謝を伝える場を作ることです。
- Q費用はいつ払うのですか?(前払い・後払い・カード)
- A
式場によって異なりますが、基本は「式の1週間〜前日までに振込(前払い)」が多いです。
ただ、最近は「ご祝儀払い(当日・翌日払い)」や「クレジットカード払い」OKの会場も増えています。貯金を切り崩したくない場合は、カード払いでポイントを貯めるのも賢い選択です。
まとめ:20代こそ「家族婚」で賢く幸せな一日を
家族婚は、派手な演出や見栄にお金を使うのではなく、大切な家族への「料理」と「感謝」に予算を集中できる、とても満足度の高いスタイルです。
20代で予算に限りがあっても、
この3つを押さえれば、決して無理なことではありません。
「自分たちの場合は、具体的にいくらになるんだろう?」
そう思ったら、まずは「少人数プラン」がある式場を探して、実際の見積もりを見てみましょう。
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