ご結婚おめでとうございます！
結婚式の準備はいかがですか？
「派手な披露宴はしたくないけれど、けじめとして挙式だけはしたい」
「でも、食事会なしでそのまま解散って、ゲストに失礼じゃないかな…？」
今、この記事を読んでいるあなたは、そんな風に悩んでいるのではないでしょうか。
ご安心ください！「挙式のみ」というスタイルは、決して非常識ではありません。
実際に、フォトウェディングなども含めると、全体の約5組に1組が「披露宴を行わないスタイル」を選択しており（※）、今の時代に合った賢い選択です。
ただ、一つだけ注意してほしいことがあります。
それは、「プラン選び」と「案内のマナー」を間違えると、ゲストにモヤモヤされたり、予想外に費用が高くなるということ。
この記事では、失礼にならない案内の文例から、見積もりのリアルな費用相場、そして「挙式費用を賢く抑える裏ワザ」まで、成功のノウハウを包み隠さずお伝えします。
まずは、一番気になる「お金」の話から一緒に見ていきましょう。
※出典：ゼクシィ結婚トレンド調査2023（挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額より推計）
挙式のみの費用相場は？10万円〜50万円のリアルな内訳
「挙式だけなら10万円くらいでできるって聞いたけど、本当？」
そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
結論から言うと、「10万円台のプランもあるが条件（平日など）が限定される。こだわると30万円〜40万円くらいになる」というのが現実です。
平均相場は30万〜40万円（衣装・写真込み）
多くの先輩カップルが選んでいる標準的なプランです。
なぜこの金額になるかというと、「せっかくドレスを着るんだから、写真はきれいに残したい！」と希望する方が多いから。
プロのカメラマンや気に入ったドレスを選ぶと、自然とこの価格帯になります。
【費用の内訳イメージ】
- 挙式料: 10万〜20万円（牧師先生、聖歌隊、会場費など）
- 衣装（ドレス・タキシード）: 10万〜15万円（標準的なグレード）
- ヘアメイク: 3万〜5万円
- スナップ写真: 5万〜8万円（プロカメラマンによる撮影）
合計: 約30万〜45万円
10万円台でできる「格安プラン」のカラクリ
ネット広告などで見る「挙式一式 98,000円！」のような格安プラン。
これは嘘ではありませんが、安いのには「理由」があります。
- 平日限定
- 衣装の持ち込み不可（プラン内の最低限のドレスしか選べない）
- 写真はデータ1枚のみ
つまり、「とにかく安く済ませたい」「ドレスにこだわりはない」という方には、とってもお得な選択肢です。
逆に、「一生に一度だから気に入ったドレスを着たい」という方は、持ち込み自由な式場を選ぶか、オプション料金を覚悟する必要があります。
💡 挙式費用を抑える裏ワザ
「30万円はちょっと高いな…」と思った方へ。
実は、ブライダルフェアに参加して「見学特典（数万円分のギフト券）」をもらうことで、挙式費用の足しにすることができます。
特典だけで全額タダになるわけではありませんが、数件回って数万円分のギフト券をもらえば、実質的な自己負担を減らすことができます。
👉 挙式費用を特典でカバー！見学だけで4万円もらえる「ブライダルフェア」攻略法
挙式料以外にかかる「隠れ費用」に注意
見積もりに載っていないけれど、意外とお金がかかるのが以下の項目です。
- ブーケ・ブートニア: 2万〜3万円（生花だと高いです！）
- ブライダルインナー: 1万〜2万円（ドレスの下に着る補正下着）
- 親族控室料: 1万〜3万円（待ち時間の部屋代）
契約する前に必ず、「見積もりに入っていないもので、当日絶対に必要なものはありますか？」と確認してくださいね。
「挙式のみ」は非常識？ゲスト満足度を高める3つの条件
「親に『披露宴もしないなんて非常識だ』と言われた…」
そんなお悩みもよく聞きますが、気にする必要はありません。
親御さんが心配するのは、あくまで「昔の常識」と違うから。
「今はこういうスタイルも人気なんだよ」と安心させてあげると良いでしょう。
ゲストが「ガッカリ」するのはこんな時
挙式のみでも満足度は下がりませんが、以下の場合は「不満」につながります。
ゲストの期待値をコントロールできていないことが原因です。
NG例①: 「知らされずに、食事が出ると思って空腹で来たのに何もなかった」
NG例②: 「遠方から来たのに、挙式20分だけであっさり解散だった」
成功の鍵は「事前の案内」と「プチギフト」
逆に言えば、この3つをクリアすれば「いいお式だったね」と言ってもらえます。
特に「事前の案内」は超重要。次の章で詳しく解説します。
一番の悩み！「ご祝儀」と「引出物」の正解ルール
ここが一番の悩みどころですよね。
「食事を出さないのに、ご祝儀をもらっていいの？」という疑問に、プロとしてズバリお答えします。
基本ルール：食事なし＝ご祝儀辞退
結論から言うと、「食事の席を設けない（披露宴なし）なら、ご祝儀はご遠慮（辞退）する」のが最もスマートで、トラブルのないマナーです。
理由はシンプル。
諸説ありますが、一般的にご祝儀（3万円）の内訳は「料理・引出物代（約2万円〜2.5万円）」＋「お祝い金（0.5万〜1万円）」と考えられているからです。
料理と引出物をお返しできない以上、ご祝儀をいただくのはゲストの負担になりすぎてしまいます。
「ご祝儀辞退」をスマートに伝える方法
招待状に「ご祝儀などのお心遣いはなさいませんよう…」と書くのが一般的ですが、もっと気軽に伝えたいなら「Web招待状」が便利です。
ブラプラなどのWeb招待状なら、会費の設定やご祝儀辞退の文言をテンプレートで簡単に設定できます。
👉 「ご祝儀辞退」もスマートに伝わる！無料のWeb招待状「ブラプラ」活用術
例外：親族から「お祝い」をいただいた場合
親族やおじいちゃん、おばあちゃんは、「孫の祝い事にお金を出さないなんて！」と、頑（かたく）なにご祝儀を包んでくれることがあります。
その場合は、ありがたく受け取ってOK。無理に断るのも失礼にあたります。
ただし、後日必ず「内祝い（いただいた額の半額〜3分の1程度のギフト）」をお送りしましょう。
当日の流れは？「あっさり解散」を防ぐ演出アイデア
「挙式だけだと、30分くらいで終わっちゃうんでしょ？」
そう心配する方もいますが、時間の使い方は工夫次第。
挙式後にこれだけはやって！おすすめ演出3選
挙式が終わったあと、すぐに「はい、解散！」となると、ゲストは「え、もう終わり？」と感じてしまいます。
挙式後の30分〜1時間をどう使うかが、満足度の分かれ道です。
1. 全員集合写真＆フリータイム📸
ゲスト全員と並んでプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。
披露宴がないと、意外と全員で集まるタイミングがありません。一生の記念になりますよ。
2. フラワーシャワー🌸
挙式会場から出てくる新郎新婦に、花びらをまいて祝福する演出です。
「おめでとう！」「ありがとう！」と言葉を交わせる、一番盛り上がる瞬間。1人数百円でできるので、コスパも最高です。
3. 「やっぱり食事会もしない？」と考えてみる🍽️
もし、「遠方から来てもらうのに申し訳ないな…」と少しでも思うなら、挙式後に「親族だけで食事会」をするのも手です。
実は、ご祝儀をいただく前提で計算すると、「挙式のみ（ご祝儀なし）」と「挙式＋食事会（ご祝儀あり）」の自己負担額は、条件次第であまり変わらないケースもある（差額10〜20万円程度）のです。
「えっ、そうなの？」と思った方は、一度こちらの記事でシミュレーションしてみてください。
👉 意外と安い？「挙式＋食事会」の費用相場と自己負担シミュレーション
よくある質問(Q&A)
- Qゲストの服装はどう案内すればいい？（平服？）
- A
「平服（へいふく）」と案内するのが無難です。
ガチガチの礼服（黒留袖やモーニング）だと、食事会がないのに行き帰りが大変…という声があるからです。
「男性はスーツ、女性はワンピースなどでお越しください」と具体的に伝えてあげるとより親切ですね。
- Q親族だけの挙式でも司会者は必要？
- A
挙式のみなら不要です。
教会式でも人前式でも、通常は牧師先生や式場の進行スタッフが仕切ってくれます。
アフターセレモニーの誘導もスタッフさんがやってくれるので、プロの司会者を雇う必要はありません。
- Q挙式のみプランって、どうやって探せばいい？
- A
最近はネット検索でも見つけやすくなっています。
以前は裏メニュー扱いでしたが、今は「ハナユメ」や「マイナビウエディング」などの検索条件に「挙式のみ」という項目があります。
ただ、件数は多くないので、「ハナユメ」などの相談デスクや「ブラプラ」のチャット相談を使って、プロに「挙式のみができるおすすめの会場を教えて！」と聞くのが一番早くて確実です。
まとめ：挙式のみは「純粋な誓い」ができる贅沢なスタイル
ここまで、挙式のみの結婚式のマナーや費用についてご紹介しました。
食事や余興がない分、新郎新婦とゲストが「おめでとう」「ありがとう」という言葉だけで純粋に向き合えるのが、このスタイルの最大の魅力です。
決して「ケチった結婚式」ではありません。
「誓いの時間を何よりも大切にした結婚式」なのです。
【成功の3つのポイント】
このポイントさえ押さえれば、きっとゲストの心に残る、温かい一日になりますよ。
「自分たちの場合はいくらになるのかな？」と思ったら、まずはお得なキャンペーンサイト経由で、式場のブライダルフェアに行ってみましょう。
実際のチャペルを見て、プランナーさんに相談すれば、具体的なイメージが湧いてくるはずです。
👇 挙式のみプランを探すなら
👉 ハナユメで「挙式のみOK」の会場を相談する
※デスク相談で「挙式のみが得意な会場」を紹介してもらうのが一番の近道です！
👉 トキハナで「持ち込み自由」なチャペルを探す
※ドレスにこだわりたい花嫁さまにオススメ。
