結婚式のゲスト人数はどう決める?招待する人数別のメリット・デメリットとおすすめの式場

two gold-colored plates on brown wooden table 結婚式

結婚式に招待するゲストの数は、どのくらいがベストなのでしょうか? 結婚式の規模や予算、招待する人の関係性などによって、ゲストの数は変わってきます。 しかし、ゲストの数を決めるのは、結婚式の準備の中でも難しい部分のひとつです。 そこで、この記事では、結婚式に招待するゲストの数について、以下の3つの観点から考えてみましょう。

  • 結婚式の招待人数の全国平均と地域別の特徴
  • 結婚式の招待人数の決め方と人数別のメリット・デメリット
  • 結婚式の招待人数の調整方法とおすすめの式場

この記事を読めば、あなたにぴったりの結婚式の招待人数が見つかるはずです。 ぜひ参考にしてください。

結婚式の招待人数の全国平均と地域別の特徴

まずは、結婚式の招待人数の全国平均と地域別の特徴について見ていきましょう。 結婚式の招待人数は、全国平均で65.5名です。 人数別に見ると、以下のような割合になっています。

  • 30人未満:12.2%
  • 30~50人未満:17.9%
  • 50~90人未満:49.8%
  • 90~150人未満:17.2%
  • 150人以上:2.9%

このデータからわかるように、50~90人未満の結婚式が最も多く、半数近くを占めています。 一方で、30人未満の少人数婚や、150人以上の大人数婚も一定の割合で存在しています。 では、地域によって招待人数に違いはあるのでしょうか? 実は、地域によっては招待人数の平均が全国平均よりもかなり高いところや低いところがあります。 例えば、北海道や沖縄県では、100人以上のゲストを招待するケースが多く、平均はそれぞれ105.7名101.4名になっています。 これは、北海道では会費制の結婚式が多いため、ゲストが参加しやすいという理由や、沖縄県では遠い親戚や近所の人まで呼ぶという習慣があるためと言われています。 逆に、関西や東海地方では、招待人数の平均が全国平均よりもかなり低く、それぞれ54.6名55.9名になっています。 これは、関西や東海地方では、親族や仕事関係者を中心に招待する傾向が強いためと考えられます。 以下の表は、地域ごとの招待人数の平均をまとめたものです。

地域招待人数の平均
北海道105.7名
青森・岩手・秋田89.6名
宮城・山形・福島65.1名
茨城・栃木・群馬64.8名
埼玉・千葉・東京・神奈川67.4名
新潟・富山・石川・福井64.9名
山梨・長野63.9名
岐阜・静岡・愛知・三重55.9名
滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山54.6名
鳥取・島根・岡山・広島・山口66.8名
徳島・香川・愛媛・高知69.2名
福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島69.3名
沖縄101.4名

地域によって招待人数の平均には大きな差があることがわかります。 しかし、これはあくまで平均値であり、自分たちの結婚式に招待するゲストの数は、自分たちの希望や予算に合わせて決めることができます。 では、結婚式の招待人数の決め方と、人数別のメリットやデメリットについて見ていきましょう。

結婚式の招待人数の決め方と人数別のメリット・デメリット

結婚式の招待人数を決めるときには、以下のようなことを考えると良いでしょう。

  • 自分たちがどんな結婚式をしたいか
  • 予算はどのくらいか
  • 招待する人の関係性はどのようなものか
  • 式場の収容人数はどのくらいか
  • 地域の習慣や親の希望はあるか

これらの要素を踏まえて、自分たちに合った招待人数を決めましょう。 ここでは、招待人数を大きく分けて3つのパターンに分けて、それぞれのメリットやデメリットについて説明します。

30人未満の少人数婚

30人未満の少人数婚は、以下のようなメリットがあります。

  • 費用を抑えることができる
  • ゲストとの距離が近く、アットホームな雰囲気を楽しめる
  • ゆっくりと料理や会話を堪能できる
  • 時間や手間のかかる演出やサプライズができる
  • リゾート地や海外での結婚式がしやすい

一方で、以下のようなデメリットも考えられます。

  • 招待できる人の数が限られる
  • 招待できなかった人に対する配慮が必要になる
  • 華やかさや盛り上がりに欠ける可能性がある
  • 式場の選択肢が少ない場合があります。

30~90人の中規模婚

30~90人の中規模婚は、以下のようなメリットがあります。

  • 招待できる人の幅が広がる
  • 親族や友人、仕事関係者など、様々な人との絆を深めることができる
  • 華やかさや盛り上がりを感じることができる
  • 式場の選択肢が多く、自分たちの好みに合わせて選べる
  • 予算に応じて、豪華さやシンプルさを調整できる

一方で、以下のようなデメリットも考えられます。

  • 費用が高くなる可能性がある
  • ゲストとの距離が遠くなり、一人一人に気を配るのが大変になる
  • 時間や手間のかかる演出やサプライズが難しくなる
  • リゾート地や海外での結婚式が難しくなる

90人以上の大規模婚

90人以上の大規模婚は、以下のようなメリットがあります。

  • 多くの人に祝福されることができる
  • 親の希望や地域の習慣に沿った結婚式ができる
  • 華やかさや盛り上がりが最大限になる
  • 大きな会場や豪華な料理を楽しめる
  • 会費制や二次会などで、費用を抑えることができる

一方で、以下のようなデメリットも考えられます。

  • 費用が高くなる可能性がある
  • ゲストとの距離が遠くなり、一人一人に気を配るのが大変になる
  • 時間や手間のかかる演出やサプライズが難しくなる
  • リゾート地や海外での結婚式が難しくなる

以上のように、招待人数によって、結婚式のメリットやデメリットは変わってきます。 自分たちがどんな結婚式をしたいか、予算はどのくらいか、招待する人の関係性はどのようなものかなどを考えながら、自分たちに合った招待人数を決めましょう。 では、結婚式の招待人数を決めた後には、どのようにしてゲストに連絡するのでしょうか? また、ゲストの人数が変わったり、キャンセルが出たりした場合には、どのように対処するのでしょうか? それについては、次の項で見ていきましょう。

結婚式の招待人数の調整方法とおすすめの式場

結婚式の招待人数を決めた後には、ゲストに連絡をする必要があります。 一般的には、結婚式の3ヶ月前から2ヶ月前にかけて、招待状を送るのが良いとされています。 招待状は、郵送やメール、LINEなどの方法で送ることができますが、どの方法を選ぶにしても、以下のようなことに注意しましょう。

  • 招待状の内容は、結婚式の日時や場所、服装や持ち物、返信方法などを明確に記載する
  • 招待状の文面は、招待する人の関係性や結婚式の雰囲気に合わせて、丁寧に書く
  • 招待状のデザインは、結婚式のテーマやカラーに合わせて、統一感を出す
  • 招待状の返信期限は、結婚式の1ヶ月前までに設定する

招待状を送った後には、ゲストからの返信を待ちます。 返信が来たら、すぐに確認し、お礼の連絡をしましょう。 また、返信が来ない場合には、返信期限の1週間前くらいから、電話やメールなどで催促しましょう。 ゲストの返信をもとに、最終的な招待人数を確定します。 しかし、招待人数を確定した後にも、ゲストの人数が変わったり、キャンセルが出たりする可能性があります。 その場合には、以下のように対処しましょう。

  • ゲストの人数が増えた場合には、式場に相談し、席や料理の追加ができるか確認する
  • ゲストの人数が減った場合には、式場に相談し、キャンセル料や変更料がかかるか確認する
  • キャンセルが出た場合には、キャンセルしたゲストに対して、理由を聞き、理解を示す
  • キャンセルが出た場合には、代わりに招待できる人がいれば、急遽連絡をする

結婚式の招待人数の調整は、結婚式の準備の中でも大変な部分ですが、ゲストとのコミュニケーションをしっかりととりながら、柔軟に対応しましょう。 また、招待人数に合った式場を選ぶことも、結婚式の成功に大きく影響します。 ここでは、招待人数別におすすめの式場のタイプを紹介します。

30人未満の少人数婚におすすめの式場

30人未満の少人数婚におすすめの式場は、以下のようなものです。

  • レストランウェディング
  • ホテルウェディング
  • 教会ウェディング
  • リゾートウェディング
  • 海外ウェディング

これらの式場は、少人数でもゆったりとした空間を提供してくれたり、美味しい料理や景色を楽しめたり、オリジナリティや趣味を反映できたりするメリットがあります。 また、予算に余裕があれば、専門のプランナーに依頼して、自分たちだけのオーダーメイドの結婚式をすることもできます。

30~90人の中規模婚におすすめの式場

30~90人の中規模婚におすすめの式場は、以下のようなものです。

  • ゲストハウスウェディング
  • チャペルウェディング
  • 神社仏閣ウェディング
  • パーティーハウスウェディング
  • ナチュラルウェディング

これらの式場は、中規模のゲストを収容できるだけでなく、自分たちの好みやテーマに合わせて、様々な演出や装飾を施すことができます。 また、ゲストとの交流や楽しみを重視したい場合には、二次会やアフターパーティーを開催することもできます。

90人以上の大規模婚におすすめの式場

90人以上の大規模婚におすすめの式場は、以下のようなものです。

  • ホテルウェディング
  • レストランウェディング
  • バンケットウェディング
  • 会費制ウェディング
  • 二次会ウェディング

これらの式場は、大規模のゲストを迎え入れることができるだけでなく、豪華さや華やかさを演出することができます。 また、予算に応じて、会費制や二次会などの方法で、費用を抑えることもできます。

まとめ

招待人数によって、結婚式のメリットやデメリットは変わってきますが、自分たちにとって最適な人数を見つけることが大切です。 また、招待人数に合った式場を選ぶことも、結婚式の成功に大きく影響します。 式場の種類や特徴を比較して、自分たちの理想の結婚式を実現しましょう。 この記事では、結婚式に招待するゲストの数について、以下の3つの観点から考えてみました。

  • 結婚式の招待人数の全国平均と地域別の特徴
  • 結婚式の招待人数の決め方と人数別のメリット・デメリット
  • 結婚式の招待人数の調整方法とおすすめの式場

この記事が、あなたの結婚式の準備の参考になれば幸いです。 あなたの結婚式が、素敵なものになりますように。

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