ご結婚おめでとうございます!ふたりの晴れ舞台に向けて、準備が進むのはワクワクしますよね。
でも、式場見学に行き、素敵なチャペルに感動して、いざ契約!…となったその時。プランナーさんから「挙式の1週間前までに、300万円をお振込みください」と言われて、顔面蒼白になるカップルが後を絶ちません。
「結婚式のお金って、いつ払うものなの?」
「ご祝儀で払えると思ってたけど、もしかして先払い…?」
そうなんです。多くの結婚式場は「前払い」を採用しており、式の1ヶ月〜1週間前までにほぼ全額を支払うケースが一般的です。
つまり、「ご祝儀が入る前に、自分たちの貯金から300万円を用意しなければならない」。
これを用意できないと、たとえ当日たくさんのご祝儀が集まる予定でも、「黒字倒産(資金ショート)」してしまい、最悪の場合は結婚式が中止になってしまいます。
「えっ、そんな貯金ないよ!」
「どうしよう、式が挙げられないかも…」
焦らなくても大丈夫です。手元に現金がなくても、「支払い方法」や「資金繰りの裏ワザ」を知っていれば、この危機は乗り越えられます。
この記事では、現役ウェディングプランナーが、「支払いのタイムリミット」と、貯金ゼロでも乗り切れる「カード・後払い」の活用術、さらには「ハネムーン代をお得にするカード決済の裏ワザ」まで、包み隠さず解説します。
お金の不安を今のうちに解消して、安心して当日を迎えましょう!
【まずは費用の相場を知りたい方へ】
そもそも総額いくらかかるの?という全体像を知りたい方は、先にこちらの記事をチェックしてください。
👉 【2025年版】結婚式費用の相場と平均は?自己負担額の内訳や節約術を完全解説
【時系列】結婚式費用の支払いは「3回」ある!タイミングと金額

まず知っておくべきは、お金が出ていく「タイミング」です。
結論から言うと、300万円を一気に払うわけではなく、多くの式場では「契約時」「中間」「最終」の2〜3回前後に分けて支払うことが多いです。
1. 契約時:「申込金(内金)」で5万〜20万円
見学に行って「ここに決めます!」と契約したその日に払うお金です。
- 金額:5万〜20万円程度が目安(会場によって異なります)
- 支払い方法:現金払い、または翌日までの振込が多い(カード不可の会場も多いので注意!)
【緊急】「申込金の10万円すら手元にない!」という方へ
ここだけの裏ワザですが、「ブライダルフェア」に参加するだけで、数万円分のギフト券がもらえることをご存知ですか?
特典が届くのは見学の数ヶ月後になるケースが多いので、その場の支払いには使えませんが、「支払った申込金が、あとから数万円返ってくる(実質負担が減る)」と考えると、家計の大きな助けになります。
👉 見学だけで4万円?「ブライダルフェア」で特典を二重取りする攻略法
2. 式の3ヶ月〜1ヶ月前:「中間金」
会場によっては、式の準備中盤で費用の一部を請求されることがあります。
- 金額:見積もり総額の半額、または衣装代や招待状代の実費など
- 注意点:ここでお金が足りなくなり、「親に借りました…」というカップルも少なくありません。
3. 式の1週間〜10日前:「最終金(残金)」が最大の山場
ここが一番の「資金繰りクライマックス」です。
- 金額:見積もり総額から、申込金を引いた「残り全額」(200万〜300万円以上)
- 期限:式の1週間前〜10日前を期日にするところが多いです。
多くの人が「ご祝儀払い」をあてにしていますが、一般的な式場ではご祝儀をもらう前にこの支払日が来ます。
ここで現金が足りないと、式場からストップがかかってしまいます。
現金だけじゃない!選べる4つの支払い方法とメリット・デメリット

「300万円も現金で用意できない!」そんな時は、支払い方法を工夫しましょう。
大きく分けて4つの選択肢があります。
① 銀行振込(一般的だがメリット少なし)
最も一般的な方法ですが、振込手数料がかかる上に、ATMの限度額制限に引っかかるなどデメリットが多いです。資金に余裕がある人向けです。
② クレジットカード(ポイント還元で最強)
私が一番オススメするのがこの方法。なぜなら、ポイント還元という「錬金術」が使えるからです。
メリット
・ポイントが貯まる!(300万円払えば数万ポイント。ハネムーンのホテル代や旅費の一部に充てられます)
・支払いを1ヶ月〜2ヶ月先延ばしにできる(その間にご祝儀が入ればOK!)
注意点
・カード会社へ「一時増額申請(ブライダル利用)」が必要
・そもそも「カード不可」の式場が多い
「カードで払いたい!」と思っても、老舗ホテルなどは現金のみのケースが多々あります。
最初から「カード払いOK」の式場に絞って探すのが賢い戦略です。
③ ご祝儀払い・後払い(貯金ゼロの救世主)
「カード枠も足りない」「貯金ゼロ」のカップルにとって最強の方法がこれです。
仕組み
支払いを「式の翌日以降」にしてもらい、当日もらったご祝儀をそのまま入金する方法です。
メリット
・事前の持ち出し(貯金)が不要
・手元にお金がなくても、ご祝儀の見込み額があれば式ができる
注意点
この仕組みは、式場が単に支払いを待ってくれるだけでなく、提携の金融機関による「立替払いサービス(ローン)」を利用するケースが多いです。そのため、簡単な審査や手数料が発生する場合があるので、契約前に必ず条件を確認しましょう。
自分で交渉するのは大変ですが、「ハナユメ」などのサイト経由なら「後払いOK」の会場を探しやすいです。
④ ブライダルローン(最終手段)
どうしても足りない場合の救済策です。銀行やカード会社が提供している「結婚式専用ローン」を使います。
金利がかかるため、あくまで最終手段と考えましょう。
「貯金が足りない!」を乗り切る3つの資金繰りテクニック

「式場は前払いのみ。カードの限度額も足りない。ローンも間に合わない…」
そんな絶体絶命のピンチを乗り切るための、泥臭いけれど確実な「資金繰りテクニック」を3つ伝授します。
1. クレジットカードの「複数枚切り」と「ボーナス払い」
1枚のカードで300万円の枠が取れない場合、合わせ技を使いましょう。
複数枚切り:
「新郎のカードで100万」「新婦のカードで100万」のように、複数のカードに分けて決済します。
ボーナス一括払い:
決済時期によっては「ボーナス一括払い」が使えます。これなら支払日を数か月〜ボーナス月まで先延ばしにできるので、その間にご祝儀が入ってきます。
2. 親からの「一時借り」と借用書の書き方
一番安全で確実なのは、親御さんに頭を下げて「一時的に」借りることです。
「ご祝儀が入ったら、式の翌日に必ず返します」と約束しましょう。
【プロのアドバイス:借用書を作ろう】
親子間でも、大きなお金が動くと税務署から「贈与」とみなされ、贈与税のリスクが発生します。
これを防ぐために、形式上でもいいので「借用書」を作り、実際に銀行振込で返済の記録を残しましょう。これが一番クリーンな方法です。(参考:国税庁「No.4405 親から金銭を借りた場合」など)
3. 見積もり自体を「減量」する
資金繰りが苦しい根本的な原因は、「身の丈に合わない見積もり」になっているからかもしれません。
「これ以上払えない!」となる前に、見積もりの無駄を削ぎ落としましょう。
プロに診断してもらうだけで、100万円近く下がることもあります。
👉 その300万円、高くない?契約前に100万円下げる「鬼の交渉術」
賢い花嫁はやってる!カード払いで「ハネムーン」をお得にする裏ワザ

最後に、節約上手な花嫁さんがこぞってやっている「ポイ活」の話をしましょう。
どうせ300万円払うなら、現金で払うのはもったいなさすぎます!
マイル還元率の高いカードをこのために作る
日常使いでは「年会費が高いな…」と感じるカードでも、結婚式の決済のためだけに作る価値があります。
例えば、「マリオットボンヴォイ・アメックス」などの高還元カード。300万円決済すれば、夫婦でのハワイ旅行のホテル代をカバーできるレベルのポイントや、マイルが手に入ります。
実質、「結婚式代を払ったら、ハネムーン代が浮いた」という状態。これを使わない手はありません。
「カード払いOK」の会場選びが最初のステップ
ただし、どんなにカードがお得でも、会場が「現金のみ」なら意味がありません。
今から式場を探すなら、最初から「カード払いOK」「後払いOK」の会場を選ぶのが一番安心で、かつお得です。
まとめ:支払いは「タイミング」が命!早めの資金計画を
結婚式のお金の支払いについて解説してきましたが、いかがでしたか?
結婚式準備で一番怖いのは、「支払える能力(ご祝儀含め)はあるのに、手元の現金がなくて式が挙げられない」という事態です。
これを防ぐためには、以下の3ステップで資金計画を立ててください。
- 申込金は現金で用意し、後日ブライダルフェア特典で補填する
- 本払いがないなら、カード・後払いOKの式場を選ぶ
- それでも足りないなら、見積もりを見直す
もし、これから式場を探すなら、最初から「カード払いOK」「後払いOK」の会場を選ぶのが一番安心です。
【資金繰りに優しい式場を探すなら】
▼後払いOK・カード払い可の式場を探すなら
👉 トキハナで「カード払い・後払い可」の式場を探す
※「持ち込み自由」なので、さらに費用を抑えられます。
▼半年以内の挙式で費用自体を安くするなら
👉 ハナユメで「直前割」のある式場を探す
お金の心配をなくして、最高の結婚式を迎えてくださいね。応援しています!
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👉 見学するだけで4万円?「ブライダルフェア」で特典を二重取りする攻略法


