結婚式二次会の幹事になったら、どんなことをするのか、どうやって準備を進めるのか、不安になることも多いでしょう。結婚式二次会は、新郎新婦の想いを伝えるとともに、ゲストに楽しんでもらうためのパーティーです。幹事としては、新郎新婦の希望を叶えるだけでなく、ゲストの満足度も高めることが求められます。
しかし、結婚式二次会の幹事は、やるべきことが多くて大変な仕事です。会場選びや予算決め、招待状や進行表の作成、司会や演出の企画など、細かいことまで気を配らなければなりません。また、幹事同士の連携や新郎新婦とのコミュニケーションも重要です。
そこで、この記事では、結婚式二次会の幹事になったら知っておきたい準備のコツと成功の秘訣をご紹介します。事前準備と当日の流れを分かりやすく解説し、幹事のやるべきことを一覧化しています。また、結婚式二次会を盛り上げるためのアドバイスも提供します。この記事を参考にして、結婚式二次会の幹事を楽しくやり遂げましょう!
結婚式二次会の幹事になったらまずやるべきこと

結婚式二次会の幹事になったら、まずやるべきことは、新郎新婦と幹事同士の顔合わせです。これは、結婚式二次会の準備をスムーズに進めるために必要なことです。顔合わせでは、次の4つのことを話し合っておきましょう。
結婚式二次会のおおまかなイメージをつかむ
結婚式二次会の幹事としては、新郎新婦の希望を叶えることが最優先です。そのためには、新郎新婦が考えている結婚式二次会のおおまかなイメージをつかむことが大切です。具体的には、次のような質問をしてみましょう。
- 二次会のテーマや目的は何ですか?
- 二次会に招待するゲストは誰ですか?人数はどれくらいですか?
- 二次会の会場はどこにしたいですか?雰囲気や料理、ドリンクなどの希望はありますか?
- 二次会でやりたい演出やゲームはありますか?
このようにして、新郎新婦の思い描く結婚式二次会のイメージを共有しておくことで、その後の準備がスムーズになります。
結婚式二次会の予算(会費)を決める
結婚式二次会の幹事としては、予算(会費)の管理も重要な仕事です。予算は、新郎新婦の希望とゲストの負担のバランスを考えて決める必要があります。予算を決めるときには、次のことを確認しておきましょう。
- 新郎新婦は二次会にどれくらいの自己負担をするつもりですか?
- ゲストに払ってもらう会費は大体いくらにするつもりですか?
- 会費に含まれるものは何ですか?(会場代、飲食代、景品代、プチギフト代など)
予算を決めることで、会場選びや演出の内容などが具体的になります。予算に余裕があれば、より豪華なパーティーにできますが、予算が厳しい場合は、工夫や節約が必要になります。
結婚式二次会の幹事と新郎新婦の仕事分担を決める
結婚式二次会の幹事としては、新郎新婦に代わって準備を進めることがほとんどですが、新郎新婦にしてもらった方がスムーズな仕事もあります。一般的に、新郎新婦が決めた方がいいと言われているのは、次の2つです。
- ゲストを誰にするか
- 会場をどこにするか
ゲストを誰にするかは、新郎新婦の人間関係や招待状の送付などを考えると、新郎新婦が決めた方が早く決まるでしょう。会場をどこにするかは、新郎新婦の好みや予算などを考えると、新郎新婦が決めた方が納得できるでしょう。
その他にも、新郎新婦がやりたい演出やゲームなどがあれば、それも新郎新婦にお任せすることもできます。幹事の仕事と新郎新婦の仕事ははっきり分けておきましょう。
結婚式二次会の幹事の役割分担を決める
結婚式二次会の幹事の中でも、それぞれの役割分担を決めておくことが大切です。幹事の役割には、次のようなものがあります。
- 代表幹事:全体をまとめるリーダー役。新郎新婦や他の幹事との連絡や調整をする。
- 司会者:二次会の進行を担当する。司会台本を作成し、ゲストや新郎新婦に声をかける。
- 音響担当:BGMやマイクなどの音響機器を操作する。会場の設備や音量などを確認する。
- 受付担当:ゲストの出欠や会費の受け取りをする。名簿やお釣りなどを用意する。
- 会計担当:会場や景品などの支払いをする。領収書やレシート
- 演出担当:二次会で行う演出やゲームを企画し、準備する。必要な道具や景品などを用意する。
- 写真担当:二次会の様子を写真に収める。カメラやスマホなどを使って、新郎新婦やゲストの笑顔を撮る。
これらの役割を、幹事の人数や得意なことに合わせて分担しましょう。役割分担を決めることで、幹事の負担を軽減し、効率的に準備を進めることができます。
結婚式二次会の準備の流れとチェックリスト

結婚式二次会の幹事としては、事前準備をしっかりと行うことが大切です。事前準備には、次のような流れがあります。
- 会場選びと予約
- 招待状の作成と送付
- 司会台本の作成
- 演出やゲームの企画と準備
- プチギフトの選定と購入
これらの準備をするときには、次のチェックリストを参考にしてみましょう。
会場選びと予約
- [ ] 新郎新婦の希望や予算に合った会場を探す
- [ ] ゲストの人数や交通の便に合った会場を探す
- [ ] 会場の雰囲気や料理、ドリンク、設備などを確認する
- [ ] 会場の空き状況や料金、キャンセルポリシーなどを確認する
- [ ] 新郎新婦に会場を提案し、承認を得る
- [ ] 会場を予約し、契約書をもらう
招待状の作成と送付
- [ ] 新郎新婦からゲストの名簿と連絡先をもらう
- [ ] 招待状のデザインや文面を決める
- [ ] 招待状に二次会の日時、場所、会費、連絡先などを記載する
- [ ] 招待状を印刷するか、メールやSNSで送る
- [ ] ゲストからの出欠の返事を確認する
- [ ] 出欠の確定したゲストには、当日の注意事項や地図などを送る
司会台本の作成
- [ ] 二次会の進行時間を決める
- [ ] 二次会のオープニングとクロージングの内容を決める
- [ ] 二次会で行う演出やゲームの内容と順番を決める
- [ ] 二次会で新郎新婦やゲストに話を振るタイミングを決める
- [ ] 二次会で流すBGMの選曲をする
- [ ] 以上の内容をもとに、司会台本を作成する
演出やゲームの企画と準備
- [ ] 新郎新婦の希望やゲストの参加度に合った演出やゲームを考える
- [ ] 演出やゲームに必要な道具や景品を用意する
- [ ] 演出やゲームのルールや手順を確認する
- [ ] 演出やゲームに参加するゲストを決めるか、当日に募集する
- [ ] 演出やゲームの練習をする
プチギフトの選定と購入
- [ ] 新郎新婦の希望や予算に合ったプチギフトを探す
- [ ] プチギフトのデザインやメッセージを決める
- [ ] プチギフトの数をゲストの人数に合わせて決める
- [ ] プチギフトを購入する
- [ ] プチギフトをラッピングする
結婚式二次会当日の流れと注意点

結婚式二次会の幹事としては、当日の流れをスムーズに進めることが大切です。当日の流れには、次のようなものがあります。
- 会場の設営と確認
- ゲストの受付と案内
- 二次会のオープニング
- 二次会の演出やゲーム
- 二次会のクロージング
- 会場の片付けと精算
これらの流れをするときには、次の注意点を参考にしてみましょう。
会場の設営と確認
- [ ] 二次会の開始時間の1時間前には会場に到着する
- [ ] 会場の担当者と挨拶をする
- [ ] 会場のレイアウトや飲食の確認をする
- [ ] 音響機器やマイクのテストをする
- [ ] 演出やゲームに必要な道具や景品を準備する
- [ ] プチギフトをゲストの席に置く
ゲストの受付と案内
- [ ] ゲストが到着したら、笑顔で迎える
- [ ] ゲストの名前と出欠を確認する
- [ ] ゲストに会費を払ってもらう
- [ ] ゲストに名札やドリンクチケットなどを渡す
- [ ] ゲストに席に案内する
- [ ] ゲストに二次会の進行やルールを説明する
二次会のオープニング
- [ ] 二次会の開始時間になったら、司会者がマイクで挨拶をする
- [ ] 司会者が新郎新婦を紹介し、入場させる
- [ ] 新郎新婦がゲストに挨拶をする
- [ ] 司会者が乾杯の音頭をとる
- [ ] 飲食を楽しむ
二次会の演出やゲーム
- [ ] 司会者が演出やゲームの開始を告げる
- [ ] 司会者が演出やゲームのルールや手順を説明する
- [ ] 司会者が演出やゲームに参加するゲストを呼び出す
- [ ] 演出やゲームを行う
- [ ] 演出やゲームが終わったら、司会者が感想やコメントを求める
- [ ] 演出やゲームに参加したゲストには、景品や拍手を贈る
二次会のクロージング
- [ ] 二次会の終了時間になったら、司会者がマイクで告げる
- [ ] 司会者が新郎新婦に感謝の言葉を述べる
- [ ] 新郎新婦がゲストに感謝の言葉を述べる
- [ ] 司会者がゲストにプチギフトを渡すように促す
- [ ] 司会者がゲストに退場の順番を説明する
- [ ] 新郎新婦がゲストにお見送りをする
会場の片付けと精算
- [ ] ゲストが全員退場したら、会場の担当者と挨拶をする
- [ ] 会場の片付けをする
- [ ] 会場や景品などの支払いをする
- [ ] 領収書やレシートをもらう
- [ ] 幹事同士で振り返りをする
まとめ
結婚式二次会の幹事は、新郎新婦の大切な日を彩る重要な役割です。幹事としては、新郎新婦の希望を叶えるだけでなく、ゲストの満足度も高めることが求められます。しかし、幹事の仕事は決して難しいことばかりではありません。準備をしっかりと行い、当日の流れをスムーズに進めれば、結婚式二次会は必ず成功します。そして、幹事としての経験は、新郎新婦やゲストとの絆を深める貴重な機会になります。結婚式二次会の幹事になったら、この記事を思い出して、素敵なパーティーを作りましょう!